早期退職
Hola todos!
皆さんこんにちは。
これまでメキシコでの転職活動情報を発信してきましたが、転職先を早期退職する決断をしました。
決して転職が成功したとは言えず発信者として説得力に欠けてしまいますが、退職に至った経緯やこれからのことを包み隠さず発信させてください。
経緯
まず僕は11月中旬に前職を退職し、同月末に新しい職場に転職しました。
メキシコシティ在企業であること、待遇の良さ、スペイン語を使う機会ということが魅力的でした。
まず初日オフィスに入った時、働いている人の数(140人)に驚きました。(面接時は別室だったため)
前職が小規模であったため、面を食らってしまい雰囲気に萎縮しました。
初日140人一人一人に挨拶をし、準備された自分のデスクにつきました。
この時点で何となく「自分はここでやっていけるだろうか」という不安を覚えました。
初日以降上司からマンツーマンで仕事を教えて頂き、多くのことをインプットし、毎日ヘトヘトになりながらも食らいついていきました。仕事でスペイン語を使う機会は当初の希望通りでしたが、様々な決定プロセスがあまりにも複雑かつ仕事内容が自分の興味分野からはかけ離れているので、自分の中にある違和感が増幅していきました。
雰囲気としては周りは和気あいあいとしていましたが、僕は上手く輪に入れず常にアウェイな感覚を持ってました。
特にパワハラとかそういったことはなくメキシコらしいゆるい雰囲気でしたが、何となく自分の肌には合っていませんでした。
かといって何もせず不平不満を抱えることは嫌なので、自分から元気よく挨拶をしたりアウェイな感覚もありながら勇気を出して色んな人に質問したりしました。
そういった自分なりの努力をしましたが、相変わらずアウェイな感覚は残りどんどん気分が落ち込み、毎日出勤時なかなか身体が重く言うことを聞いてくれませんでした。
僕の頭も良くはなく、完全にキャパオーバーをしていたので仕事でミスを連発してしまいました。
ミスをしたのは完全に僕の確認不足だったのですが、わからなくてもなかなか質問ができる雰囲気ではなくたまに自己判断でせざるを得ないこともありました。
そして上司に怒られ続け、入社して1ヶ月半が経った頃何とか繋ぎ止めてた糸が切れ動悸が止まらなくなり、精神が崩壊しました。
限界が来て思い切って上司に早退したい旨を伝えました。
当然のことながら理解を得られなかったのですが、承認を得る前に気づいたら家に向かうメトロに乗っていました。上司に早退の旨伝えてからメトロに乗るまでのことは、正直覚えていません。
早退することも退職することも上司や会社の承認を得ておらず、社会人としてやってはいけないことをしました。
社会人失格です。
ですがもしあのまま早退せず仕事をし続けていたら、大袈裟かもしれないですが爆発してコントロールが効かなくなって誰かを傷つけたと思います。
今回のことで気づいたのは、人にはどうしても越えられない壁があるということで、自分を壊してまで乗り越えるべきものはないということです。
1ヶ月半で辞めた僕が言っても説得力に欠けますが。笑
環境や仕事が合わず退職を決断しましたが、仕事上で学んだことや馴染むために精一杯の努力をしたことは決して無駄では無かったと言えます。
これから
今回のことで精神的にまた新しいことをやるのに少しだけ時間がかかりそうなので、一旦数ヶ月の間は日本へ帰国して住み込みバイトをしながら心の休養を取ろうと思います。
1年の海外生活で潜在的に溜まっている疲労や、仕事で負った心の傷を癒してまた新たな気持ちで再出発します。
数ヶ月後、自分のこれからの目標と照らし合わせ新天地を決めます。
休養後今考えられるオプションは、
・メキシコへ出戻り、通訳・翻訳の経験を積む
・日本に残り、スペイン語関連の仕事をしながら日本語教師資格の勉強に取り組む
・メキシコ以外の他国へプチ移住
これからも引き続き近況を発信し続けるので、どうか温かい目で見守ってください。
Hasta luego!