ケレタロでの2ヶ月振り返り
Hola todos!
みなさんこんにちは!更新が滞ってました汗
今年の4月14日よりメキシコ中部ケレタロに生活拠点を移し、日系自動車部品メーカー企業で通訳・翻訳として働いております。
まだこちらにきてから約2ヶ月ですが、自分の中では激動の期間だったと思います。
今回はこの期間での心境に関して執筆していこうと思います。
うつ気味だった1ヶ月目
企業から採用して頂いてから10日後、ケレタロの空港に強い覚悟を持って降り立ちました。
ケレタロに到着後翌日、早速初出勤し通訳デビューを果たしました。
会社には暖かく迎えてもらい、少しだけ緊張が和らぎました。
しかし環境面に目を移すと、車がないと不便、公共交通機関が未発達、職場の近くに工場しかなく閉鎖された雰囲気という現実も重なり、軽い不安障害に陥りました。
デビュー翌日から通訳の機会が増えていき、メキシコ人や日本人上司が話している内容についていけず何一つ訳せないという現実に直面しました。
そういった現実に失望しセマナサンタ(4連休)を迎え、プライベートにおいても不便な生活に慣れず、どんどん気分が落ち込んで行きました。
セマナサンタ明けの月曜日憂鬱ながら出勤しましたが、出勤後体調を崩し第一印象を決める大事な期間を棒に振りました。
精神的に参っていたこともあり、病み上がり後もベットから起き上がることができず丸々1週間仕事を休むことにしました。
この期間は何も喉を通らず不眠障害にも悩まされました。
何の気力のないまま最初の1ヶ月が終わりました。
1ヶ月後に直属の上司に渡された評価シートは、ほとんどの項目で最低評価でした。笑
まあ当然ですね。
復活を遂げた2ヶ月目
不甲斐ない1ヶ月を過ごしながらも、Twitterにおいての発信活動は辞めず積極的に行なっていました。笑
ネガティブながらも自分の正直な思いを発信していくうちに、直接お会いしたこともない多くの方々からリプライを頂き、とても励まされました。
その多くのメッセージは予想に反してとても温かいものばかりで、落ち込んでいる僕に薬となりました。
もしこの時家族や身近な友人に思いを吐露したら、自分の体たらくさを鋭く突っ込まれもっと落ち込んだと思います。笑
みなさんの勇気付けもあり徐々に調子を上げていき、今では毎日いかに通訳として成長できるかにコミットできるまでになっています。
SNSの力を強く感じました。
落ち込んでいる皆さんへのメッセージ
タイトルがおこがましいですが、辛い時期を乗り越えた僕から、僕と同じような境遇にいる方々へ少しでも助けとなるようにメッセージを送りたいと思います。
辛い思いをしている皆さんは、おそらくかなり真面目で責任感の強い方々と思われるので、何かうまくいかないことや失敗をするたびに全て自分で抱え込み、誰にも思いを明かせずにいると思います。
しかし、そういう時こそどんどん周りやSNSにて思いを吐露してください。
ネガティブなオーラを撒き散らしたくない、とか気にすると思いますが、あなたを見てくれ心配してくれる人は必ずいます。
また思いを吐露することで自分と正面から向き合うことができ、心の声に正直になれますよ。
身体の健康と同じくらい心の声は何にも代え難いです。
周りの評価やお金も大事ですが二の次です。
そしてもう一つお伝えしたいのは、心の声を聞きマイペースに少しずつ歩むことです。
周りから急かされ焦る気持ちもわかりますが、自分の心がNoと言ったらNoです。
下を向いてもいいです。時間がかかってもいいです。
しかし自分をないがしろにして周りに流され無理をすることだけは絶対にしないでください。
抽象的なメッセージになりましたが、少しでも辛い思いをしている方々の心に届けばいいなと思います。