メキシコ現地採用

Hola todos!

 

実は僕は今、メキシコの首都メキシコシティにて現地採用である会社で働いています!

そこで、僕が実際に経験したメキシコで現地採用として働くまでの簡単な手順をまとめます。

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目次

 

 

 

 

 

1.情報収集

まずはどのような媒体、ルートで就職活動をするか知るためにググりました。そこで1番正確で、簡単な方法は現地の人材会社に斡旋してもらうという方法だとわかりました。僕が利用した会社は、Quick Global Méxicoです。

www.919mexico.com他にもIndeedアメリカを拠点に世界展開しているTOPなどの媒体もあります。

これらの媒体は当時利用していませんでしたが、つい最近利用したので上記のQuick Global Méxicoとの比較を後の記事で書こうと思います。特に初めて海外就職するという人にとっては情報も十分で、しっかりとした会社を紹介してくれるので、1番安全な方法だと思います。

この他に人づて直接現地に向かい自分の足で行うという方法もあります。

特にメキシコはアミーゴ社会なので、人づてで就職するという方法が一般的であるように思えます。メキシコは外国人に対して基本的にWelcomeで、良い条件を提示してくれる日系企業も多いので、現地に裸一貫で乗り込んでも食いぱぐれることはないでしょう。笑

 

2.就職活動

仕事をゲットする方法が明確になったら、履歴書をワープロで入力し(日本以外の多くの国では一般的)登録した人材会社もしくは働きたい企業にメールなり手渡しなりで送ります。履歴書は日本語版の他にスペイン語版、必要に応じて英語版を作成します。特にこれといったフォーマットはありませんが、初めて外国語で履歴書を作成するという人は、メキシコ日本商工会議所のHP(https://www.japon.org.mx/ja/buscar-trabajo_jp/info-empleo_jp.html)

よりフォーマットを入手することができます。(僕もこちらを使いました。)

僕の場合、上記のQuick Global Méxicoにコンタクトを取り履歴書を送ったのち、スカイプにて希望の職種、給与、都市などを伝えそれをもとに企業を紹介してくれました。給与の相場としては、新卒だとだいたい月2万ペソ(12万円)、希望の職種の経験がある人は2万5千ペソから仕事が見つかります。またメキシコの日系企業は慢性的に通訳不足で、スペイン語のレベルが中上級以上(※B2)であると2万5千ペソ以上の仕事が簡単に見つかりやすいです。中級レベル(※B1)でも、十分見つかります。僕は新卒で、自分のスペイン語にもあまり自信がなかった状態で就職活動を始めたので、あまり多くを求めずとりあえずメキシコに行ければいいというスタンスで行っていました。(しかし住む場所と給与、職種はかなり大事なのでそこは明確にした方がいいです)

求人を出している地域は、多くの日系自動車産業が進出しているメキシコ中部バヒオ地区(グアナフアト州アグアスカリエンテス州ケレタロ州が大半(約90%)で、続いて北部のヌエボレオン州、メキシコシティがくる印象です。

主な職種としては前述の通訳・翻訳、自動車部品の営業です。これらの求人を出している企業はほぼすべてバヒオ地区に拠点を置いています。

メキシコで何のコネも持たず働きたいという人は、田舎に住むということを受け入れられるか自問自答した方がいいかもしれません。(笑)

僕は都会が好きで職種もこだわっていなかったので、運よくメキシコシティの求人を紹介されました。

ヨーロッパ共通参照枠 (CEFR) 

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3.面接→採用

紹介してもらったメキシコシティの企業(現所属)とアポを取り、1度面接をしました。ちなみに履歴書などは人材派遣会社のHPに企業向けに公開されているので、企業は履歴書を見たうえで人材会社を通してオファーをしてきます。自分から企業にPRするというより、企業が興味を持ったうえで話が始まるので、立場的には話をしやすいです。

面接は主にスカイプで行われ、通常1回で終了します。ここでスペイン語の口頭試験などが行われることが多いです。2次試験、3次試験というのがほとんどなく最初の一回で採用可否が決まります。

僕は1回で終了し、約1か月後に採用の連絡がきました。

 

4.ビザ手続き

 さて企業に採用され内定通知にサインを終えると、就労ビザの手続きが始まります。移民局に提出するフォーマットに生年月日などの基本情報を入力します。就労ビザは、一般的に1年ごと更新のvisa de residencia temporal(一時居住ビザ)と呼ばれるものにあたります。4年経つと永住ビザに替えることができます。上記のフォーマットを提出後、多くの企業では企業側で手続きを代行してくれるので、我々はただ待つのみです。

まずはメキシコ政府から労働者として入国をするための許可をもらわなければいけません。おそらくこれに最も時間を要します。通常ですと、約5週間で許可が下りるのですが、僕の場合様々な不運に遭い約5か月かかりました。。。この間はただ待つだけだったので、精神的に本当につらかったです、、、

入国許可を得ると、東京にある在メキシコ大使館でビザをもらうために与えられた番号で予約し、大使館にて簡単な質問(給与、場所、業種、働く期間)に答え、パスポートにビザが貼られます。

そしてそのビザが貼られたパスポートでメキシコに入国し、入国後30日以内に移民局(INM)に向かいます。手続きが終わると移民カードがもらえるので、これで合法的にメキシコに1年滞在できます。移民局には合計3回出向き、約4週間で手続きが終わりました。

 

いかがでしたか?これが僕がメキシコに合法的に滞在するまでの流れです。さあ、皆さんもメキシコでお腹を壊しましょう!!(白目)